守るハコ

輸送の衝撃から中身を守るハコ、それが段ボール箱です。

段ボールを知らない人はいないでしょうが、その種類は

数え切れないぐらいあるのです。

■段の種類

ダブル

AB段

AB段 重量物の外装箱として使われます。

シングル

A段

A段 一般の外装箱用として使われます。

シングル

B段

B段 内装箱、個装箱として使われます。

シングル

E段

E段 個装箱、ギフト箱として使われます。

■紙の種類

    段ボールは、表面の紙(ライナ)と間にはさまった紙(中芯)で構成されます。
    そのランクは、ライナの質によって変わります。
     「C5」は、古紙を多く含むライナで、重量160〜170g/平米
     「K5」は、古紙をあまり含まないライナで、重量170〜180g/平米
     「K6」は、同じく古紙をあまり含まないライナで、重量210〜220g/平米
    と言った具合。(外にもランクはありますが、一般的には上中下この3ランクで済むでしょう。)重いほど当然丈夫です。

オプション(数量が少ないと使えない場合があります。)

    • 白ライナ・・・印刷を鮮やかにみせるために、表側に通常の茶色のライナに替えて使います。また、ギフト箱や食品用には裏表に白いライナを使ったりします。
    • カラーライナ・・・ギフト箱用などのために、あらかじめ様々な色や柄の印刷されたライナが用意されています。例えば、木目柄を使えば、遠目には木箱に見える段ボール箱ができます。
    • 中芯(間にはさまった波状の紙)のランクアップ・・・標準の中芯(120g〜125g/平米)に変えて、丈夫な中芯(160gや180g/平米)を使うよう指定できます。丈夫にしたいけど、かさばるので、ダブルの段は使いたくないときなど。
    • 片面段ボール・・・片側のライナをなくし、中芯の波をむき出しにしたもの。特殊効果をねらって使うことがあります。箱以外で、保護緩衝材として使われます。
    • 特殊段ボール・・・表面にフィルムやアルミ箔を張りつけるなどして、耐水や保温等、様々な付加機能を持たせた段ボールが開発されています。

 
 

TOPへ